仕事は楽しいかね?

Amazon Unlimitedの利用初めて見ました!漫画がすくないのが難点だったり、読みたい本に限っておいてなかったりしますが、とりあえず一ヶ月間無料なのでこの一ヶ月のうちに気になった本はよんでおこうかとおもっています。

 

さて、本日読んだ本なのですが、「仕事は楽しいかね?」という本です。

自分の仕事がつまらないと絶望してしまっているワーカーが、経済だったか経営だったかの第一人者と出会って働き方についてかんがえなおされるという本でした。そのなかでぼくは2つの気づきを得ました。

まず第一に、働く上で目標だとか、計画性だとか、そのようなものは全くもって必要ないということです。一般的に多くのビジネス書、自己啓発書では、やりたいことを目標に描き、その目標を達成するために最適な道を選択するべきであると書いてあります。しかしこの筆者はそんなものはあくまでも幻想であるといって目標はただただ「昨日の自分とは違った人間になるということ」だといいます。やりたいことは、仕事をしていればいずれみつかるだろうと。ただしかし、あくまでも漫然と、やりたいことが見つかるまでじっと与えられた仕事だけをこなすのではありません。その業務に対して、というか業務以外のすべてのことに対して、好奇心旺盛であること、そして新しい考えを試み続けることが大切であるということでした。

僕らがやるべきことは、まず仕事で今までにやってしまったミスをすべて書き出すこと、そして問題点を書き出すこと、そして最後に仕事に関してやっているすべてのことをリストアップすること。そしてもう一つ重要なのが、このリストを常に変化させ、毎日このリストを読むことことだということでした。

 

そして第二に気づいたこととは、例えばコカコーラが生まれたことや、日清のカップヌードルができたことは偶然だったという話は耳にしたことがあるかもしれないが、実はそうではなくちょっとしたチャンスに気づいてものにできるかどうかということに尽きるのだそうだ。試すことは本当に簡単なことだが、物事を変えるのは本当に難しい、変化を恐れる人たちはたくさんいるからだ。

 

人生、働くことで最も大切なことはアイデアを持ち、ありとあらゆることをやってみること。明日は今日とは違う自分になること。それこそが仕事をする上でクリエイティブでいられる方法とのことだった。

 

この本を読んで、かなり自分の意見と食い違うところばかりだった。いまでも自分はビジョンを持つべきだと思っているし、そうしなければ熱狂的に楽しい仕事なんてできないだろうと思っている。まあしごとなんてアルバイトくらいしかしたことがないのだが、、。これからもう少しじぶんの意見をまとめたいと思う。

日本で一番大切にしたい会社5 (著)坂本光司

日本で一番大切にしたい会社5 (著)坂本光司

 

この本を読んでちょっと自分の中のITベンチャー以外の会社に対する意識が変わりました。私は今までベンチャー最強というかこれから日本がより支援していくべきなのはベンチャー企業で、古き、時代の流れに乗れていない(というか乗れていないのではないかと勝手に自分が思ってしまっていただけ)企業は廃れていくべきだと思っていました。

しかし現実はそうでなく、いかに社員のことを考えているのか、いかに地域の方、顧客の方など自分ではない他の誰かに対してここまで真剣になれる人たちがいるのかと本当に感動しました。

主にその「日本で一番大切にしたい会社」を設立して、ここまでつなげてきた、創業者などの話が中心だったのですが、なぜその人がその事業をするのか、一体どういう経緯があって、その創業者は何を目指すのかなど事細かに描かれていました。あれほど自分ではない他の人について考えることができる人たちって今の自分になどうしても理解できない部分だし、本当に知ることができてよかったと思っています。

例えばですが、ある障害者で若くから事故で両腕を失くし、片目も潰れてしまっているという創業者の方の話なのですが、彼はまず自分が食べていけるように記者を目指したと言います。彼はとても努力家で両腕がないにもかかわらず、本を大量に読み、口でペンを使えるように訓練し、記者になりました。記者になってから、彼は素晴らしい業績をいくつもあげるのですが、やはり自分以外の障害者の方の支援もしたいということで安定の職を脱し、自ら大型クリーニング店を仲間の障害者の方々と興しました。両手、片目がないわけだし、その頃にはまだまだ障害者に対する世間の目も今以上にひどいものだったとのことなので、いかに自分たちの努力なんて薄っぺらいものなのか感じさせられました。

説明は省かせていただくが、この本では計5社の素晴らしい会社、素晴らしい創業者たちについて書かれていた。私もサービスの利益ばかり追い求めるだけではなく、自分以外の人の幸せ、顧客の幸せ、そして同僚たちの幸せを心から願えるそんな人たちがいるということにまず衝撃でした。是非効率化とか、合理性とか、そういうカッコよさげなことを追い求めている優秀な大学生にこそ、原点に立ち返る意味も込めて読んでいただきたいと思う。

 

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次本

スタンフォードのストレスを力に変える教科書

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地方理系大学の大学生です。

よく本を読むのですが、どうしてもアウトプットを怠ってしまうと内容を忘れてしまいがちになってしまって、本を読んだ知識をいくら積み重ねたところでその知識は無駄になってしまっています。

そのアウトプットをするため、本を読んだ際に読んだ本の紹介、感想、衝撃を受けたことなどをこの場で述べていくことによって、自分の本を読むことで得られる知見を増やしていきたいと思っております。

月に10記事投稿を目標にしていきたいと思っています。